どこへいくみんなの党 結の党

みんなの党が危機的状態じゃ。

周知の通り渡辺代表がその職を辞するという報道が昨日から何度も報道されてきた。

きっかけはDHCの吉田会長から借りたカネの扱いについて不明瞭だったということだが、渡辺氏の代表職辞任ですべて幕引きになるのじゃろうか。

会見や報道を見てみるとどうやらみんなの党の一兵卒として頑張るということなので、党内での発言は今後も続けるということじゃろう。

とすると安倍政権への同調の動きはこれからも続くということか。

みんなの党の党勢拡大を願って選挙資金（だと思って）8億円もの大金を用立てたDHC吉田会長は今頃どう思っているじゃろうか。

吉田会長は官僚支配を打破することと中央集権を打破することを願っており、その思いを具現化する手段としてみんなの党を応援してきたふしがある。

ところが安倍政権への同調姿勢が今後も続くとすれば吉田会長の思いは実現しないことになるのじゃが、今後の党の方針を早く聞きたいところである。



一方結の党は最近あまり注目されることが少なくなった。鳴物入りで「みんな」から出た後は少々話題性に欠ける動きとなっていた。

昨日のニュースでは維新の会や河村名古屋市長率いる「減税日本」が結の党と共同歩調をとることが報道された。

まだまだ政権再編としては中途半端な動きである。そうこうするうちに安倍政権の強気姿勢がますますはっきりしてしまうことになりかねない。

やろうと思えば一党独裁体制ができてしまうような現状の構造は国民のためにはならんのじゃないか。

心配じゃ。