【イヴァンカブランド取扱中止「ＮＯと言わない百貨店」ノードストロームが】

〓〓〓イヴァンカブランド商品の取り扱いをやめる高級百貨店〓〓〓 

ノードストロームと言えば米国で有数の高級百貨店です。

だいぶ前になりますが、お客様のどんな要望に対しても「ＮＯと言わない」

百貨店として有名になりました。

その経営思想はノードストローム・ウェイとしてサービス業の理想として

評価されたこともありました。

そのノードストロームがトランプ大統領にＮＯを突き付けた？ 

 

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ノードストローム百貨店がトランプ大統領の政策に反旗を翻したわけでは

ありません。 

それまで扱っていたイヴァンカブランドの製品の売上が落ちてきたため

この春からの販売アイテムから外したとのこと。

もともと取扱アイテムの１０％程度は入れ替えをしているため、

今回はこのブランドがその対象になりました。

〓〓〓不買運動の影響徐々に〓〓〓

2016年に行われたドナルド・トランプ氏の大統領選挙キャンペーンが

始まったときからイヴァンカブランド製品の売上は落ちていたようですが

それがここに来て決定的になりました。

トランプ大統領を支持しない市民からの呼びかけで、

ドナルド・トランプ氏およびイヴァンカ・トランプ氏に関係する製品の

不買運動が始まっています。

さすがにこの運動に対しては今のところトランプ大統領も対抗手段を

とることはできないでしょう。 

〓〓〓ボイコット運動海外にも〓〓〓

イヴァンカ・トランプブランドを扱っている百貨店だけでなく

直接トランプ家には関係のない米国資本の企業にも

その影響を受けているようです。

「国境に壁をつくりその費用はお前に出させる」 と名指しされた

メキシコではトランプブランドとは何の関係もないスターバックスコーヒーが

メキシコ人の批判にあっているようです。

米国そのものを嫌う空気がまん延し、その被害にあっている企業は

被害者と言えるでしょう。

メキシコの工場で大量の自動車を生産している日本の自動車メーカーは

今後どうなるのでしょうか。

〓〓〓不買運動の標的になっている企業名〓〓〓

このボイコット運動の名前は”Grab your wallet campaign”と言います。

この運動の標的になっている筆頭がノードストローム百貨店。

その他トランプホテルやトランプゴルフコースなど自社で運営している

事業の他、メイシーズ、ＬＬビーン、ブルーミングデールズ、

アマゾン、ウォルマート、Ｋマート他数十社にのぼる企業がリストアップされています。